2011年10月9日日曜日

9OCT

〜ショーシャンクの空に〜
最近は多忙で年間100本以上の映画を見てきた僕も暇がありません。
今日はこの前久しぶりに見た映画をのせたいと思います。「ショーシャンクの空に」という映画ですが、ときどきこの映画を借りられて行くお客さんがいて、少し気になっていたんです。
今回の映画は5段階評価中4段階でした。結構楽しめました。個人的にはアクション映画が好きなので、ヒューマン映画でこの評価には自分でも驚きました。
ショーシャンクというのは刑務所の名前だ。アンディーという銀行員が、妻殺しという無実の罪で投獄されたことからこの物語は始まる。彼は他の受刑者とは少し違っていた。弱々しい青年にも見えた。10年が経つが、この間にアンディーは他の者から暴力を受けたりと悲惨な10年間だった。彼は常に希望を捨てなかった、刑務所の中の他の者にとって希望は死とイコールで結びつく。必死に生きるか、それとも必死に死ぬかの世界である。刑務所の中には20年間刑務所の中で生活している者、それ以上に生活している者もいるが、彼らにとって刑務所はもう家である。外の世界にでてしまったら、社会の重圧に押しつぶされて必死に死を選んでしまう。しかし彼にとって希望は自由であった。この物語は罪を犯した者たちの生き様や本当の自由とは何であるのか、そのことを学べる作品だ。
ショーシャンク刑務所から眺める外の世界は空だけです。外の世界という意味を込めて、ショーシャンクの空にというタイトルだったのかなぁと思います。モーガンフリーマンだったと思うけれど、最後に彼が言った言葉がすごく印象的でした。彼は殺人の罪で投獄され30年近く刑務所にいて、仮釈放委員会の人との会話で彼は「人を殺めてしまったそのときからずっと後悔してきた、もし今殺してしまった彼に逢うことができたならば話したい。でもそれは無理で、彼は死に、この老いぼれが生き残ってしまった。仮釈放という言葉が更生を意味するならば、私は仮釈放なんて望まない。」こう言ったのです。深いなぁと正直思いました。日常生活のことや勉強して学んだ公式なんてすぐに時間がきたら忘れてしまうのに、犯した罪は忘れることはありません。もし罪を犯してしまったら、人間は犯してしまった罪を一生背中に背負い続けて行かなければならないのです、それは忘れることのできない最悪な記憶です。彼もその罪を背負って今まで生きてきたんだなぁとしみじみと感じてしまいました。

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